ドルトムントのクロップ監督(左)とケール(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
昨シーズンのブンデスリーガとドイツ・カップの王者が対戦するドイツ・スーパーカップが、13日に行われる。
今試合は、昨シーズンにリーグとカップの2冠を達成したバイエルンとリーグ2位だったドルトムントが激突。3シーズン連続での顔合わせとなるが、ドルトムントの元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールは、「試合に向けて、みんな気合が入っている。ホームだし、バイエルンを倒してシーズン最初のタイトルを手にしたいね」と意気込んだ。日本語版クラブ公式HPが伝えている。
両チームともに、ブラジル・ワールドカップで優勝したドイツ代表に多くの選手を送り込んでいただけに、ユルゲン・クロップ監督は「世界屈指の強豪とレベルの高い試合になる」と予想する。ただ、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスら多くの主力選手が欠場することもあり、「ワールドカップの影響を最も大きく受け、これまで最も複雑なプレシーズンを過ごしてきたチーム同士」という懸念も明かした。
ドルトムントは昨シーズンの対戦では、4-2と快勝。試合を控え、クロップ監督は「勝てば喜び、負けても大きなショックを受けない」と語るが、再現を狙うケールは、「注目度の高さ、そして勝利がもたらす幸福感は昨年の経験でわかっている。バイエルンとの対戦は常に特別」と気合十分。ホームでの連覇に意気盛んに語った。