担架で運ばれるハビ・マルティネス [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ・スーパーカップが13日に行われ、ドルトムントがバイエルンに2-0で勝利し、今季初タイトルを手にした。
2年連続で同じ対戦カードとなり、結果はバイエルンの2連敗。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ監督にとってこの試合は、その結果以上に苦い思い出として残るだろう。
31分に左ひざの負傷により担架で運ばれた同クラブのスペイン代表MFハビ・マルティネスは試合後、自身のフェイスブックを更新し、「医者から『99パーセント前十字じん帯断裂だ』と言われたよ」と記している。
まだ最終的な診断結果は明らかになっていないが、グアルディオラも会見で途方に暮れたようにこう話した。
「(チームにとって)本当に痛い。彼はトップフォームにあったからね」
先の4月、ドイツ代表DFホルガー・バードシュトゥーバーが2度の前十字じん帯断裂を乗り越え、1年半ぶりに復帰を果たしたが、その矢先にチームはまたしても不運に見舞われてしまった。
開幕まで残り約1週間。グアルディオラが思い描いていた青写真は、直前に来て大幅な修正を迫られている。