ドルトムント、フンメルスと守護神を欠いてブンデス開幕へ

ブンデス開幕戦に臨むドルトムント [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 13日のドイツ・スーパーカップでバイエルンを圧倒し、今シーズン最初のタイトルを獲得したドルトムントだが、23日のブンデスリーガ開幕節レヴァークーゼン戦でも、守備の要2人を欠いて臨むことになりそうだ。22日、ドイツ紙『Revier Sport』が伝えている。

 同紙によると、会見に出席したドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、「(まだ本調子ではない)マッツ・フンメルスは(開幕戦で)プレーしないだろう。我々はセンターバックの人材に関して、そんなに多くの問題を抱えていないからね」と、話した。ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス、もしくは今夏に新加入したドイツ人DFマティアス・ギンターがフンメルスの代役を務めると見られている。

 また、同会見でクロップ監督は、「(第2GKの)ミッチェル・ランゲラクは(スーパーカップとDFBポカールで)素晴らしいプレーをしていた」と、コメント。ブラジル・ワールドカップに出場し、チームへの合流が遅れたドイツ代表GKロマン・ヴァイデンフェラーの欠場を示唆した。

 バイエルンの対抗馬として最も評価が高いドルトムントだけに、今シーズンの優勝争いを面白くするためにも初戦での躓きは許されない。果たして、クロップ監督の決断は吉と出るか、それとも凶と出るか。

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