バイエルンのレヴァンドフスキ(左)とヴォルフスブルクのハント(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
22日20時半(日本時間23日3時半)、バイエルンとヴォルフスブルクの対戦をもって、いよいよブンデスリーガの2014-2015シーズンが開幕する。
バイエルンは、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラやスペイン代表DFハビ・マルティネス、ブラジル人DFラフィーニャ、ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーらを負傷で欠く。さらに、ドイツ代表DFジェローム・ボアテングも昨シーズン最終戦のレッドカードにより、出場停止となる。しかし、バイエルン優位という見方は覆らないだろう。
ブンデスリーガ公式HPによると、同クラブは過去49年間のブンデスリーガ開幕戦で30勝を挙げ、初戦にめっぽう強いというデータがある。加えて、これまで行われたバイエルンホームでの両者の対戦は、ヴォルフスブルクが1分け16敗と、1度も勝利を飾っていないという。さらに、過去5シーズンのブンデスリーガでの対戦成績は、ヴォルフスブルクの1勝2分け11敗となっている。
ただし、ヴォルフスブルクをはじめ、上位戦線に顔を出してくるであろうクラブ、そしてファン全員が「打倒バイエルン」を合言葉にしていることは確かだ。そのことは、前日会見に出席したバイエルン主将の元ドイツ代表DFフィリップ・ラームも理解しているようだ。
「多くの人々が、僕たちの敗戦を待ち望んでいるだろうね」
しかし同選手は、「僕たちは何も恐れていない。そして、僕たちの前に誰かが立ちはだかるのは好きではない」と話し、今シーズンもタイトルレースでの独走を誓っている。
果たしてバイエルンが順当に勝利を収めるのか、それともヴォルフスブルクが負のデータに終止符を打つのか。期待は高まるばかりだ。