ブンデス開幕戦でベンチ入りを果たしたドルトムントの丸岡満 [写真]=Bongarts/Getty Images
2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、ドルトムントとレヴァークーゼンが対戦した。
昨シーズンの2位ドルトムントがホームに4位レヴァークーゼンを迎えた一戦。負傷者やコンディション不良の選手を多数抱えるドルトムントだが、セカンドチームに所属する18歳の丸岡満がベンチ入りを果たした。
試合は開始9秒で動く。キックオフから左サイドに展開したレヴァークーゼンは、ソン・フンミンがスルーパスを縦に送ると、セバスティアン・ボエニシュがグラウンダーのパスを中央へ。受けたカリム・ベララビがペナルティエリア内左でDF1人をかわすと、シュートをゴール左へ流し込み、アウェーのレヴァークーゼンが先制する。
レヴァークーゼンは縦に速い攻撃で序盤から攻勢をかけ、ドルトムントも徐々に盛り返すが、前半はレヴァークーゼンの1点リードで終える。
後半に入り、相手陣内でプレーする時間が増えたドルトムントだが、レヴァークーゼンの堅守を崩せない。75分にはマルコ・ロイスとミロシュ・ヨイッチを下げてケヴィン・グロスクロイツとヨナス・ホフマンが投入される。84分にはCKからマティアス・ギンターのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKベルント・レノが好守を見せた。
ドルトムントはその後も押し込むも、レヴァークーゼンの集中した守備を崩せず。後半アディショナルタイムの95分には高い位置でボールを奪ったベララビのパスを受けたシュテファン・キースリングがダメ押し点を獲得。直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、レヴァークーゼンが2-0で勝利した。丸岡に出番はなかった。
第2節でドルトムントはアウクスブルクとアウェーで、レヴァークーゼンはMF細貝萌、FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンとホームで対戦する。
【得点者】
0-1 1分 カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)
0-2 90+5分 シュテファン・キースリング(レヴァークーゼン)