岡崎慎司が開幕ゴールとPK奪取…マインツは土壇場で追いつく

ゴールを決めて喜ぶ岡崎慎司(左) [写真]=Bongarts/Getty Images

 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が24日に行われ、パーダーボルンとFW岡崎慎司の所属するマインツが対戦した。岡崎は先発出場した。

 マインツは、アウェーで昇格組との対戦となると、序盤から主導権を握った。攻め込みながらチャンスを作れずにいたが、34分に先制点を奪う。ゴール前でFKを得ると、ヨハネス・ガイスが直接ゴールを狙う。シュートはGKに弾いてポストを直撃したが、跳ね返りを詰めていた岡崎が押し込んだ。

 ところが、リードも束の間。38分にゴール前でガイスがパスミスを犯すと、エリアス・カチュンガにペナルティーエリア手前でボールを拾われ、そのままミドルシュートを叩き込まれた。

 前半の内に追いつかれたマインツは、後半を迎えると、パーダーボルンに攻め込まれる。60分にCKを与えると波状攻撃に晒されたが、体を張った守備で勝ち越しは許さなかった。しかし、同点のまま迎えた87分に再び失点。カウンターから、パーダーボルンのウーヴェ・ヒュネマイアーにヘディングシュートを決められた。

 逆転を許したマインツは、試合終了間際に岡崎がヘディングシュートを放ったが、クロスバーを直撃。それでも、後半アディショナルタイムに岡崎がペナルティーエリア内でファウルを受け、PKを獲得。ク・ジャチョルがシュートを沈め、試合を振り出しに戻した。

 結局、試合は2-2のままタイムアップ。岡崎はフル出場した。

【スコア】
パーダーボルン 2-2 マインツ

【得点者】
0-1 34分 岡崎慎司(マインツ)
1-1 38分 カチュンガ(パーダーボルン)
2-1 87分 ウーヴェ・ヒュネマイアー(パーダーボルン)
2-2 90分 ク・ジャチョル(マインツ)

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