レヴァークーゼン戦後のグロスクロイツ(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
今夏ブラジル・ワールドカップに優勝したドイツ代表の一員で、ドルトムントに所属するMFケヴィン・グロスクロイツが、練習中に“退場”を命じられた。24日、ドイツ紙『ビルト』など複数メディアが伝えている。
同紙によると、24日のチーム練習中に行われた4対4の戦術トレーニングで、グロスクロイツとドイツ人MFヨナス・ホフマンがヒートアップ。掴み合いのケンカに発展してしまったという。その様子を見たコーチのゼリコ・ブヴァチ氏が、「ケヴィン、出てけ!」と叫び、グロスクロイツは控室へ戻ることを命じられている。
練習場を去る途中、同選手はユルゲン・クロップ監督と数回言葉を交わしたようだが、2人が何を話していたのかは明らかにされていない。また、なぜホフマンにはお咎めがなかったのか、同紙には記されていない。
トレーニングから全員が引き揚げた後、最初にクラブハウスから出てきたのはグロスクロイツで、愛車のBMWに乗り込み、姿を消したそうだ。
なお、ドイツ誌『ビルト』は、「昨日(23日のブンデスリーガ開幕節)のレヴァークーゼン戦で負けたせいなのか、それともその試合でスタメンから外れたせいなのか。とにかくケヴィンには、イライラが募っていたようだ」と、記事を締めくくっている。