ウニオン・ベルリン戦に出場したボーフムMF田坂祐介(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部のボーフムを率いるペーター・ノイルーラー監督は、所属するMF田坂祐介が移籍を考えていたことを明かした。ドイツ誌『キッカー』が28日に報じている。
昨シーズン、一時は3部降格プレーオフ圏に低迷するなど不調だったボーフム。今オフシーズンに田坂は、Jリーグ復帰を含めた移籍を検討していたようで、ノイルーラー監督は「正直言って、彼が残ってくれるとは思っていなかった」と明かしている。
残留を決意した田坂は、9日のエルツゲビルゲ・アウエ戦で直接FKを決めると、25日に行われたウニオン・ベルリン戦では、同点ゴールに絡む活躍を見せた。ノイルーラー監督は「彼は良い選手というだけではない。ポジション争いを激化させることもできる存在なんだ」と称賛している。