ドルトムントに復帰したMF香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
2日、ドイツ紙『ビルト』が伝えたところによると、MF香川真司の古巣ドルトムントへのカムバックを祝うべく、ドルトムント市内にある某ガソリンスタンドの大型電光掲示板には「♯freeshinji mission completed!」の文字が登場したそうで、同紙はドルトムントファンと思われるアカウントからその写真を引用している。
また1日には香川の新背番号が7に決まったが、すでにユニフォームは5000枚以上売れたとのこと。また同選手に関するその他グッズなど諸々も含めた売上を合計すると、42万5000ユーロ(約5823万円)にものぼり、獲得に要したといわれる金額の約20分の1にあたる額を、たった半日で回収したことになる。
そしてドルトムントは今後アジア市場の開拓にも力を入れていくようで、来週には同クラブのマーケティング部長カーステン・クラマー氏が東京とシンガポールを訪問する予定。2都市で同クラブ初となる外国事務所を設立するのが目的だという。
『ビルト』の取材に対し同氏は以下のように答えている。
「香川の加入は間違いなく追い風になる。日本とアジアで我々を大きく助けてくれるだろう」
しかし同クラブ公式HPが一時ダウン寸前まで追い込まれたという事実が示すように、その実力は本場ドイツ人も十分認めるところ。香川の獲得はドルトムントにとって、ピッチ内外で大きな影響を与えそうだ。