W杯優勝を喜ぶシュヴァインシュタイガー(左)とラーム(右)[写真]=FIFA via Getty Images
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は2日、バイエルン所属のMFバスティアン・シュヴァインシュタイガーを代表チームの新キャプテンに任命すると発表した。DFB(ドイツサッカー連盟)がシュヴァインシュタイガーのコメントを伝えている。
シュヴァインシュタイガーは、「キャプテンに任命されたことは非常に嬉しく名誉なことだが、同時に責任もある」とコメント。レーヴ監督については「2004年から一緒にやってきて、世界一を獲得することができた。私はいつも監督の信頼とサポートを実感している」と語った。
これまで同代表のキャプテンを務めてきたバイエルン所属のDFフィリップ・ラームが、ブラジル・ワールドカップ後に代表引退を表明。前キャプテンと話をしたかと問われたシュヴァインシュタイガーは、「特にしていない。フィリップは素晴らしいキャプテンだった。だが、彼は彼の方法で、私は私の方法でやっていく」と答えた。
ドイツ代表は、3日にアルゼンチン代表との親善試合、7日にスコットランド代表とのユーロ2016予選を戦う。現在、ひざを負傷しているシュヴァインシュタイガーは今回の招集から外れたが、まずはユーロ2016でのタイトル獲得が目標だと語る。「もちろんタイトルを獲りたい。すでに今回の予選を楽しみにしている。チームは常にトップを狙い続ける。過去の成功は、将来のための原動力となり、インスピレーションに変わる。私たちは勝利に飢えているんだ」と、これからも強いドイツ代表であり続けると主張した。