香川真司、フライブルク戦で復帰後初出場なるか [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントにまたしても戦慄が走った。
同クラブに所属する日本代表MF香川真司が11日、チーム練習を中断し、55分間のトレーニングだけでクラブハウスに引き上げてしまった。11日、ドイツ紙『ビルト』など複数メディアが一斉に報じている。
同紙によると、センタリングからのシュート練習をしていた香川が突然、ユルゲン・クロップ監督の下へ行き、短い会話を交わしたあとトレーニング場を去っていったという。何らかの不調を訴えたものと見られている。
しかし、地元紙『ルールナハリヒテン』によると、同選手は決して重傷ではないとのことで、「土曜日(13日のブンデスリーガ第3節フライブルク戦)にプレーすることは可能だろう」と記している。
この練習に先立って行われたフライブルク戦へ向けての会見で、「香川に出場時間を与えるだろう。試合の初めからプレーするかはまだ分からないけどね」と、クロップ監督が同選手の出場を明言した矢先の出来事だった。
ドルトムントはドイツ代表MFマルコ・ロイスをはじめ、同MFイルカイ・ギュンドガン、韓国代表MFチ・ドンウォン、ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキなど、中盤に負傷者が続出。残り少ない攻撃的MFの一員として、香川の今週末の出場はほぼ確実と見られていたが、それも一転して不透明になりつつある。