クロップ監督(左)が香川真司(右)への信頼を語った [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントへの復帰を果たした日本代表MF香川真司の公式戦出場が目前に迫っている。12日、ドイツ紙『デア・ヴェステン』が伝えた。
同紙によると、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、13日にブンデスリーガ第3節で対戦するフライブルクについて「これだけは言える。『残念ながら良いチームだ』とね。彼らはパス回しができないと見るや、ロングボールを放り込み、セカンドボールを拾うなど、試合のプランを持っている」と強い警戒を示し、厳しい試合になることを予想した。
また同監督は、負傷者が続出していることにも触れ、「我々はアマチュアチームにも良い選手を抱えている。ジョー・ギャウ、タンモ・ハーダー、エディ・ヨルダノフ、そしてミツ(丸岡満)などだ」と話し、U-23チームのメンバーをベンチ入りさせる予定であることも明かしている。
そして、古巣へのカムバックから2週間ほどしか経過していない香川については「彼がここを去った時に持っていたものは全て、まだ彼に備わっていることを確認できた。トレーニング初日から特別な力を示していたよ」と、以前と変わらずその能力に全幅の信頼を置いていることも明らかにし、最後に冗談を交えながらコメントを締めくくった。
「2年間、私はこの日のために日本語を猛勉強したんだからね」
すでにクロップ監督は11日の会見で、フライブルク戦での香川の出場を明言している。