ヘルタ・ベルリン戦で2ゴールを挙げたマインツFW岡崎慎司(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第3節が13日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツと同代表MF細貝萌、FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが対戦。岡崎は2ゴールを挙げる活躍を見せ、3-1の勝利に貢献した。ブンデスリーガ公式HPが岡崎のコメントを伝えた。
岡崎は同試合でブンデスリーガ通算28得点を記録。奥寺康彦氏が持っていた、ブンデスリーガでの日本人通算得点記録で単独トップに立った。「あんまりゴール数は意識していないです」と話す岡崎だったが、「苦しいときもあったので、奥寺さんの記録を抜くのは、FWとしても希望を持てる記録更新だと思う。自分にとっても大きいし、未来の選手や子どもたちにとっても大きなことかな」と喜びを見せた。
今シーズン、リーグ戦での勝利がなかったマインツは、この試合でようやく白星を手にした。岡崎は「今日は結構体がきつかった」と明かすと、「だからチャンスで決めることを意識していた。決められたのはそういう準備ができていたからだと思います」と語った。
マインツは次節、MF香川真司の所属するドルトムントと対戦する。「ドルトムントは強いからね」と警戒しながらも、「でも、(香川に)簡単だって言われるようじゃブンデスリーガもあれだと思うので、しっかり勝っていきたいです」と闘志を燃やした。