負傷者を多数抱える現状について語ったクロップ監督 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、多くの負傷者を抱える現在のチーム状況について自信の考えを明かした。クラブ公式HPが伝えている。
ドイツ代表DFマッツ・フンメルスや同代表MFマルコ・ロイスなど主力の多くが負傷によって戦列を離れている現状に、クロップ監督は「こういった悩みは、試合後の数日は珍しいことじゃない」とコメント。チーム状態を踏まえた上で、目前に迫るチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のアーセナル戦に臨む心境を次のように明かしている。
「誰と誰をともにプレーさせるかを考えるのではなく、誰がプレーできるのかを考えなくてはならない。練習で誰が出場できそうかを見極めるつもりだよ。あと1日でも余裕があればよかったんだけど」
16日にアーセナルと対戦するドルトムントは、フンメルスやロイスの他にもドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、トルコ代表MFヌリ・シャヒン、ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキなど多くの主力が負傷によって戦列を離れている。また同HPによると、13日に行われたブンデスリーガ第3節のフライブルグ戦に先発出場し1ゴールを挙げる活躍を見せたものの、足をつったために途中交代した香川も、アーセナル戦への出場は危ぶまれている模様だ。