ブラジルW杯を最後に現役を引退したファン・ブイテン [写真]=FIFA via Getty Images
主力のセンターバックに負傷者が相次いだバイエルンが、昨シーズン限りで現役を引退した元ベルギー代表DFダニエル・ファン・ブイテンの再獲得を狙っている。19日、ベルギー紙『Sudpresse』が報じた。
ファン・ブイテンは、バイエルンとの契約を今年6月末で満了し、36歳で現役を引退した。バイエルンは現在、ドイツ代表DFホルガー・バドシュトゥバー、スペイン代表MFハビ・マルティネスら主力センターバックにけが人が相次いでいる。同紙によれば、負傷者続出の苦しい台所事情と、ファン・ブイテンが無所属であることから、同選手に白羽の矢が立ったようだ。
上述のようにファン・ブイテンは既に引退しているが、ベルギー代表のキャプテンとして今夏のブラジル・ワールドカップにも出場し、同国のベスト8進出に大きく貢献。コンディションを上げるまで数カ月はかかる見通しだが、バドシュトゥバーとマルティネスは共に負傷箇所にメスを入れているため、両者よりも早くメンバー入りが可能となる。