フランクフルト戦に出場したシャルケFWフンテラール(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第4節が20日に行われ、DF内田篤人が所属するシャルケは、日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦した。シャルケは後半、2人の退場者を出し9人となったが、粘りの守備を見せ2-2と引き分けた。
クラブ公式HPが、試合を振り返ったオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールのコメントを伝えた。
フンテラールは「出だしは良くなかった。良いプレーができなくて、さらにリードされて余計に難しくなった。でも、1点を返したところからリズムが出てきた」とコメント。「2人が退場になったことは残念でならない。同点に追いついてからは僕らの方がずっと良いプレーをしていたからね。もし、退場者が出ていなかったら勝てていたかもしれない」と、今シーズンのリーグ戦初勝利を逃したことを悔やんだ。
さらに、DFデニス・アオゴは「すごくドラマチックだったけど、僕らにとっては不満が残る試合だね」と語る。「フランクフルトがあそこまで守備的にくるとは思っていなかった。対応できるまで時間がかかった」と振り返った。
内田を含め、負傷者を多く抱えるシャルケだが、アオゴも「次のブレーメン戦には退場になった(ユリアン・)ドラクスラーも(ケヴィン・プリンス・)ボアテングも出場できない。ただでさえ、けが人が多い状況なのに」と、チーム状況を嘆いた。