クロップ監督に「素晴らしい才能がある」と評価される丸岡 [写真]=Bongarts/Getty Images
MF香川真司が所属するドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、24日に行われるブンデスリーガ第5節、日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルト戦に向け前日会見を行った。この会見の中で、第4節日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツ戦で、ブンデスリーガデビューを飾ったMF丸岡満について言及している。23日付のドイツ誌『キッカー』がコメントを伝えた。
クロップ監督は、マインツ戦で80分から途中出場した丸岡のプレーに対して「私はとても満足しているよ。彼には素晴らしい才能がある」と18歳の若き才能のプロデビューを喜んでいる。
同紙によると丸岡はこの試合で、18回のボールタッチ、13本のパス、対人戦の勝率75パーセントという数字を残した。これはプロデビューとしては、エリート選手に並ぶ数字であると伝えている。同選手が最後に必要なのは経験だけだとし、クロップ監督も「彼はもう最終段階にいる。彼は我々にとって希望の光なんだ」と、丸岡に寄せる期待の大きさを語った。
現在18歳の丸岡は、2013年8月に当時所属していたセレッソ大阪U-18とドルトムントU-19の試合を視察したクロップ監督から高い評価を受け、1月にセレッソ大阪から期限付き移籍でドルトムントへ加入。下部組織のドルトムントU-23(3部)でプレーしていた。しかし今シーズン、トップチームでけが人が相次ぎトップチームに帯同すると、ブンデスリーガ開幕戦のレヴァークーゼン戦で初のベンチ入りを果たしていた。