胃腸炎が蔓延しているブレーメン [写真]=Bongarts/Getty Images
23日のブンデスリーガ第5節で日本代表DF内田篤人のシャルケをホームに迎えたブレーメンで、選手やスタッフ同士による“ハイタッチ(握手含む)禁止令”が出ているという。ドイツ紙『ビルト』が23日に伝えている。
同紙によると、原因はブレーメンで蔓延している胃腸炎ウイルス。22日現在で、ドイツ人GKラファエル・ヴォルフやU-21オーストリア代表GKリヒャルト・ストレビンガー、オーストリア代表DFセバスティアン・プレードル、元ドイツ代表DFクレメンス・フリッツ、ドイツ人MFフェリックス・クロース、ドイツ人FWニルス・ペーターゼンら6選手がこの病気に罹患し、そのうちストレビンガーとペーターゼンは練習にも参加できないほどの症状だという。
幸いにも、ヴォルフとクロースはシャルケ戦に出場できたが、どこからウイルスがやってきたのか解明できていないだけに、ブレーメンのロビン・ドゥット監督以下スタッフたちは依然として神経を尖らせている。
これ以上の感染を防ぐために同監督が出した苦肉の策は、お互いのハイタッチや握手を禁止するというもの。そしてロッカールームをはじめ、クラブハウスのドアノブなどには重点的に消毒が撒かれたとのことだ。
ブレーメンは次節、21日に強豪レヴァークーゼンを4-1で破った好調ヴォルフスブルクと対戦する。