先制点を挙げ喜ぶハノーファーメンバー [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第5節が24日に行われ、DF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーと、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。清武、酒井、大迫が先発出場し、長澤は負傷欠場している。
ここまで2勝1敗1分けで7位につけているハノーファーに対して、1勝3分けと負けなしだが、ここ2試合スコアレスドローが続いているケルンとの対戦となった。清武は左サイド、酒井は右サイドバックで出場。大迫はワントップのポジションに入った。
試合は、開始早々にハノーファーが先制する。6分に、左サイドからグラウンダーのボールが入ると、ファーにいた選手までわたり、反転してシュート。ブロックされる、こぼれ球にホセルが反応し、ゴール左に流し込み先制点を奪った。
追いつきたいケルンは25分、左サイドからのクロスに大迫が飛び込むも、わずかに合わずハノーファーゴールを脅かすことはできなかった。ハノーファーは32分に敵陣の中央でパスを受けたジェイフン・ギュルセラムがミドルシュートを放つが、クロスバー上部へと逸れた。前半はそのまま動かずハノーファーが1-0のリードで折り返す。
後半に入ってケルンは52分、左サイドのヨナス・ヘクターがDFを1人かわし、中央へ速いクロスを入れるが、味方にはわずかに合わない。58分にケルンは、大迫に代わってアンソニー・ウジャを投入。75分にはそのウジャがペナルティエリア手前のゴール正面から強烈なミドルシュートを放つも、わずかにゴール右に逸れてゴールを奪うことができなかった。
ケルンの反撃は実らず試合は1-0で終了。ハノーファーが序盤の1ゴールを守り抜き、ケルンに勝利した。これでハノーファーは今シーズン3勝目。ケルンは3試合連続のスコアレスとなった。清武、酒井はフル出場。大迫は58分に途中交代している。
ハノーファーは次節、27日にアウェイでDF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと対戦。ケルンは同日に、昨年のリーグ覇者、バイエルンをホームに迎える。
【得点者】
1-0 6分 ホセル(ハノーファー)