ブンデス開幕5試合で5得点を挙げている岡崎慎司 [写真]=Bongarts/Getty Images
マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司の評価がうなぎのぼりだ。
ドイツ紙『ビルト』は25日、「ブンデスリーガでベストのストライカー」と題し、岡崎にスポットライトを当てた。現在5試合5得点で得点ランキング首位に立つに同選手について「彼は料理を趣味としているが、最も得意なものは、ペナルティーエリア内で相手を料理することだ」としている。
同紙はさらに岡崎のプレー姿勢についても言及し、「相手DFから何度も蹴られ、そして殴られながらも、彼はいつもピッチの上で笑みを絶やさない。チームマネージャーのクリスティアン・ハイデル氏も『この若者はセンセーショナルだ。彼を壊すことなどできないんだ』と、174cmの小さなトップストライカーを褒め称えている」と、記事を続けた。
そして、2013年夏にシュトゥットガルトから岡崎を獲得したハイデル氏に対しても、「当時誰もが疑いの目を向けていた。『マインツはこの選手を獲得して何がしたいんだ?』と。しかし今や岡崎の価値は550万ユーロ(約7億7000万円)にまで跳ね上がった」とし、同マネージャーの手腕についても手放しで称賛している。
敵将も岡崎に対しては細心の注意を払って試合に臨むようだ。
26日のブンデスリーガ第6節でマインツと戦うホッフェンハイムのマルクス・ギスドル監督は、25日に行われた前日会見で、ドイツサッカー観戦での必須アイテムを例に出し、同選手のことをこう評価した。
「シンジ・オカザキについて話す必要はない。もし誰かがペナルティエリア内にビールケースを投げ入れたとしよう。そうしたら彼は頭か足で合わせ、それをゴールに決めてしまうだろうね」