解任されたボビッチSD [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトのフレディ・ボビッチSD(スポーツ・ディレクター)が24日、同職を解任された。近年下位に低迷するその責任を問われた格好だ。
ドイツ紙『ビルト』は26日、次期マネージャーの候補者を4人挙げているが、最も有力な人物は元ドイツ代表GKで、2008年から2010年までシュトゥットガルトに在籍していたイェンス・レーマン氏だという。
ファンやスポンサーからの“受け”は非常に良いレーマン氏だが、同紙は「レーマンはけんかっ早い性格でも知られている」とし、「シュトゥットガルトは本当にレーマンを信頼しているのか?」とも記している。
同氏はアーセナルでも活躍するなど国際的な認知度が高く、また通信制の大学で経済学部も卒業している。だが「これまでマネージャー職の経験が一切ないこと、生活の基盤がミュンヘンにあること、家族愛の強いレーマン氏に単身赴任ができるのかといった点などが契約の前に立ちはだかる」と『ビルト』は見ている。
シュトゥットガルトはコメントを控えているものの、同紙はレーマン氏以外の候補者として、バイエルンの元SDであるクリスティアン・ネルリンガー氏、日本代表MF長谷部誠やMF乾貴士が所属するフランクフルトの現SDブルーノ・ヒュブナー氏、そしてMF山田大記が所属するカールスルーエの現SDイェンス・トート氏ら、3人の名前を挙げている。