試合後、サポーターの声援に応える細貝 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第7節が3日に行われ、日本代表MF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと、日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトが対戦した。細貝と酒井は先発出場し、原口はベンチスタートだった。
ヘルタ・ベルリンのホームで行われた試合だったが、均衡を破ったのはアウェーで戦うシュトゥットガルト。開始早々の5分にフロリアン・クラインが右サイドを抜け出すと、折り返しをモリッツ・ライトナーが右足で合わせてゴールネットを揺らした。
スコアが動くと、ヘルタも反撃。22分にヴァレンティン・ストッカーがシュトゥットガルトのカルロス・グルエソにペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを奪う。同点の絶好機で、サロモン・カルーがシュートを決めて、追いついた。
試合が振り出しに戻ると、互いに勝ち越し点を狙うが、同点のまま前半を終えた。後半を迎えても、1-1のまま推移していたが、64分にヘルタ・ベルリンが勝ち越しに成功する。中盤でボールを奪って一気に前線にボールを運ぶと、最後はカルーがシュートを沈めて試合をひっくり返した。
逆転に成功したヘルタ・ベルリンは、76分に追加点をマーク。再びカウンターを仕掛けると、左サイドに流れたアニス・ベン・ハティラのクロスからロイ・ベーレンスが得点した。
2点差のついた試合は、シュトゥットガルトが83分にオウンゴールで1点差に詰め寄ったが、ヘルタ・ベルリンが逃げ切り、3-2でタイムアップを迎えた。細貝と酒井はフル出場して、原口に出場機会はなかった。
【スコア】
ヘルタ・ベルリン 3-2 シュトゥットガルト
【得点者】
0-1 5分 モリッツ・ライトナー(シュトゥットガルト)
1-1 22分 サロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン)
2-1 64分 サロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン)
3-1 76分 ロイ・ベーレンス(ヘルタ・ベルリン)
3-2 83分 オウンゴール(シュトゥットガルト)