ハンブルガーSV戦にフル出場したドルトムントのMF香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第7節が4日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとハンブルガーSVが対戦した。香川はトップ下で先発出場し、後半途中からは1列低い位置でプレーしたが、ドルトムントにはミスが多く目立ち、0-1で敗れた。
ルール地域の地元紙『デア・ヴェステン』は試合後の採点で、ドルトムントの選手としては下から2番目となる「4.5」を香川につけ(1が最高、6が最低)、「開始から20分頃までは何回かアイディアのあるプレーを見せた。しかし…かなり珍しい例外ではあるけれども…その後はほとんど消え、終盤になっても効果はなかった」と、同選手について厳しい評価を下している。
しかし地元の専門誌『レヴィーア・シュポルト』は、これとは対照的に、香川へ上から2番目となる「3-」をつけ、「彼はグッドな中盤のモーターだ。ボールを受ければ周囲へボールを展開し、味方にパスを通し続けていた。けれどもドルトムントの攻撃は、ただただ怖さがなかった。なぜなら彼が味方からボールを受けるシーンが、あまりにも少なかったからだ」とし、一定以上の評価を受けた数少ない選手の1人だった。
ドルトムントはこれで順位を1つ落とし13位に後退したまま、2週間のリーグ中断期間に突入する。