ボルシアMG戦に先発出場したFW岡崎慎司(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第7節が5日に行われ、ボルシアMGと日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツが対戦した。前節のホッフェンハイム戦を欠場していた岡崎は、1トップで先発出場を果たした。
ボルシアMGは今シーズン、ここまで3勝3分けの負けなし。2連勝で勢いに乗る中、ホームでの一戦を迎える。同じく負けなしでこの試合に臨むマインツは、2試合連続で引き分けに終わっており、敵地で勝利を目指す。
最初にチャンスを作ったのはボルシアMG。4分、パトリック・ヘルマンがドリブルでペナルティに侵入すると、相手DFをかわしマイナスのクロスを上げる。合わせたラファエウが右足でシュートを放つも、ロリス・カリウスがセーブする。
15分、ラファエウのスルーパスをペナルティエリア内で繋ぐと、ファビアン・ジョンソンのクロスをゴール正面で受けたマックス・クルーゼが左足を振り抜き、ゴール右上に突き刺した。
追う展開となったマインツは、23分にゴール正面の絶好の位置でFKを獲得する。ダニエル・ブロジンスキが直接狙うが、ヤン・ゾマーにキャッチされる。28分には、右サイドからのFKにフィリップ・ジュリチッチがヘディングで合わせるも、枠を捉えることができない。
31分、ユリアン・コルブがハンドを取られマインツがPKを獲得。ヨナス・ホフマンがゴール左隅に沈め、同点に追いつく。ボルシアMGは素早いカウンターで何度もゴールに迫るが、マインツが必死の守備でしのぎ、前半を1-1で終える。
50分、グラニト・シャカがドリブルで持ち上がり、ゴール正面からミドルシュートを放つも、ネットを揺らすことはできない。57分、ペナルティエリア内でヘルマンが落としたボールにラファエウが合わせたシュートは相手GKの正面に飛んでしまう。
対するマインツは60分、ジュリチッチに代えてハイロを投入する。その直後、右サイドからのFKに岡崎がヘディングで合わせたが、ゴール左に逸れる。攻撃のペースを上げるボルシアMGは72分にアンドレ・ハーン、76分にはオスカル・ヴェントがゴールを脅かすシュートを放つが得点には至らず。両者ともに決定機をモノにすることができない。
83分、セットプレーの流れからゴール前の岡崎が右足を当てにいったが、ボールは枠を外れる。88分、ペナルティエリア内でトルガン・アザールがラファエウにラストパス。ゴール前でシュートを放ったが、枠を捉えることができない。最後まで追加点を奪うことができず、試合は1-1で終了。無敗同士の対戦は勝ち点1を分け合う結果となった。