ケルンの大迫(左)、長澤(中央)とフランクフルトの乾(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第7節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
MF長谷部誠、MF乾貴士が所属するフランクフルトとの試合に先発出場したケルンのFW大迫勇也には「4」という評価が与えられた。また、負傷から復帰し、同試合でブンデスリーガ1部デビューを果たしたケルンのMF長澤和輝について、『EXPRESS』は「ピッチに戻ってきたことが、今日1番の良いニュース」と記している。
日本人選手の採点と寸評は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■大迫勇也(ケルン)
対フランクフルト戦(2-3●)先発出場、72分交代
『Kolner Stadt-Anzeiger』
採点:4
寸評:勤勉ではあったが、怖さがなかった。31分、左サイドを力強く走った後に目的もなく中央に出したパスは典型的なプレーだった。
『EXPRESS』
採点:4
寸評:何度かいい動きがあったが、最後の一押しが欠けていた。
■長澤和輝(ケルン)
対フランクフルト戦(2-3●)81分から出場
『Kolner Stadt-Anzeiger』
採点:3
寸評:長い戦線離脱を経て、終盤にカムバック。
『EXPRESS』
採点:なし
寸評:この日本人選手がピッチに戻ってきたことが、今日1番の良いニュースだった。
■清武弘嗣(ハノーファー)
対バイエルン戦(0-4●)先発出場、72分交代
『Sportal.de』
採点:4.5
寸評:前半終了直前にゾビエフへ好パスを出すまでは、ほとんど消えており、ボールタッチもわずか28回だった。攻撃のアクセントをつけることができず、クリエイティブな選手として期待に応えられず。
■酒井宏樹(ハノーファー)
対バイエルン戦(0-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:この右サイドバック選手は、ハノーファーの中では唯一、攻撃への意思を持っていた選手だった。ハノーファーでは最も多く攻める動きをしており、フアン・ベルナトとの一対一でも再三にわたり勝利した。試合を通じて3分の2の競り合いを制したが、ラストパスはその多くがつながらなかった。他のチームメートと比較すると、守備はかなり安定していた。