シャルケのケラー前監督(左)とディ・マッテオ新監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケは7日、イェンス・ケラー監督を解任し、ロベルト・ディ・マッテオ氏を新監督に招聘した。この監督交代劇の経緯をシャルケのクレメンス・テンニース会長が明かしている。 13日、地元誌『レヴィーア・シュポルト』が伝えた。
同誌によると、テンニース会長は「私を含む監査役会は『遅くとも2015年夏までには監督交代をする』ということで考えていた」と話したという。同会長によれば「最近のチーム状態を鑑みて、もうポジティブな影響は出てこないと我々は判断したんだ。『今がそうする(解任する)時だ』とね。我々は全員、もちろん慎重に決を取った」とのこと。ディ・マッテオ新監督にバトンが引き継がれた経緯を明かしている。
また、現場の最高責任者であるマネージャーのホルスト・ヘルト氏にも責任追及の声があがっていることについては、「彼は素晴らしい監督を探し、そして契約に結び付けた。とても良い仕事をしているよ」と話し、同マネージャーを擁護する姿勢を見せている。
シャルケは、インターナショナルマッチウィーク終了後、18日に行われるブンデスリーガ第8節で日本代表MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。