シャルケのSD(スポーツ・ディレクター)を務めるホルスト・ヘルト氏が、DF内田篤人の代理人と契約に関する話し合いの場を設けたが、延長合意には達しなかったと、ドイツ紙『デア・ヴェステン』が伝えた。
同紙によると、ヘルト氏は先のインターナショナルウィークを利用し、内田の代理人と面会。シャルケ側は同選手に対し契約延長を提示したものと思われるが、同氏は「良い話し合いだった。だが新しいことはなかった」と空振りに終わったことを明かしている。
さらにヘルト氏は同期間中に、今シーズン終了後に契約を満了するオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールとの契約延長も目指したが、こちらも締結には至らなかったという。
地元誌『レヴィーア・シュポルト』は、この件について「2010年にゲルゼンキルヘンへやって来た内田篤人はファンから愛されているが、彼は来年、クラブを探すことになりそう。 “ウッシー”には特にプレミアリーグからも需要があり、レベルの高い日本人選手たちにとって、イングランドは夢の目的地でもある」と記している。