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スビサレッタSD、絶好機逃したメッシに苦言「2-0に出来たはず」

2014.10.26

絶好機を外したメッシ(左)に苦言を呈したスビサレッタSD(右) [写真]=FC Barcelona via Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第9節が25日に行われ、バルセロナレアル・マドリードと対戦し、1-3で敗れた。バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるアンドニ・スビサレッタ氏がインタビューに応えた。同日付のスペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 永遠のライバルに白星を献上してしまった同試合について、スビサレッタSDは「我々は前半上手くプレーしていた。さらに(1-1となった後も)我々は均衡を崩すチャンスがあったはずだ。しかし1-3とされた時のダメージは大きく、代償を払うことになった。イスコが上手くプレーしていたね。逆に我々には明確な意図が見えなかった」と語り、後半は不明瞭なプレーが多かったことを指摘した。

 前半1-0でリードした場面で、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスからのクロスをアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが合わせたが、決めきれなかった。結果として試合の行方を左右した場面について同氏は「メッシには2-0とするチャンスがあったはずだ。決めていれば勝っていただろう。しかし彼はそうできなかった。それまでは、試合を上手くコントロール出来ていたが、それですべてが変わってしまった。しかし、それがフットボールだ。ミスは生まれるものである」とミスは仕方ないとしながらも、絶好機を逃したエースに苦言を呈している。

 主将の元スペイン代表MFシャビなど、一部の選手のフィジカル面の衰えを指摘されていることについては「もしこのインタビューが前半の終わりに行われていたのなら、(報道陣は)シャビやその他の選手について、試合を戦えるだけのフィジカルがあると言っていただろう。問題はそこじゃないんだ。我々は戦略として、先制点を決めることができた。しかし1-3とされてからは、上手く守りを固められてしまった」と主張し、問題が別にあることを示唆した。

 結果的に、レアル・マドリードのカウンターに対応しきれなかったが、スビサレッタSDは「我々にも勝つチャンスはあったが、今夜は素直にマドリードを祝福しよう。そして我々は既にセルタ戦のことを考えている」と語り、次の試合に切り替えるよう求めている。

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