ゴールを挙げ、喜ぶ香川 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ・カップ2回戦が28日に行われ、日本代表MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは、アウェーで2部のザンクト・パウリと対戦。香川は先発出場し、丸岡はベンチスタートだった。
リーグ戦で6試合勝利がないドルトムントだが、33分に先制ゴールを挙げる。香川とケヴィン・グロスクロイツのパス交換で左サイドを崩し、グロスクロイツがサイド深くから折り返す。ゴール前の香川がワンタッチで横パスを送り、最後はチーロ・インモービレが流し込み、ゴールネットを揺らした。
ドルトムントは均衡を破ると、44分にもリードを広げる。インモービレが左サイドを突破してグラウンダーのクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだマルコ・ロイスが右足ダイレクトシュートで蹴り込み、チーム2ゴール目を挙げた。
後半を迎えると、3点目を奪えずにいたが、GKミチェル・ランゲラクの好セーブもあり、ザンクト・パウリをシャットアウト。試合終了間際には、香川が相手GKのキックミスを拾い、シュートを沈めてダメ押しゴールを奪った。ドルトムントは、3-0と快勝を収め、3回戦に駒を進めた。なお、香川は試合終了間際の88分までプレーし、丸岡に出場機会はなかった。
【スコア】
ザンクト・パウリ 0-3 ドルトムント
【得点者】
0-1 33分 チーロ・インモービレ(ドルトムント)
0-2 44分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
0-3 86分 香川真司(ドルトムント)