マンジュキッチ(左)がグアルディオラ監督(右)を批判 [写真]=Bongarts/Getty Images
昨シーズンまでバイエルンに所属し、今夏にアトレティコ・マドリードへ移籍したクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが、母国紙『Sportske Novosti』とのインタビューで古巣の指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督を批判している。28日、ドイツ紙『ビルト』が伝えた。
同インタビューの中でマンジュキッチは、「この男には失望させられた。グアルディオラは僕にフェアではなかったんだ。僕はバイエルンのためにベストを尽くしたが、それは報われなかった。そういう風に扱われたんだ」と話し、さらに「昨シーズンのDFBポカール決勝で僕をメンバーから外したのはグアルディオラの決断だ。事実を見れば、彼は僕を得点王にさせたくなかったんだよ。僕にとって得点王のタイトルは重要ではない。けれどもそれ(メンバー落ち)は、彼が僕にリスペクトを持っていなかったことを示していた。そして彼は僕にこう言ったんだ。『マリオ、よく聞け。君は私のビジョンに合わない。私は別のFWを必要としている』とね」と続けている。
そして同選手は、グアルディオラ時代とは対照的に、その前のユップ・ハインケス監督の下では、全てがうまくいっていたと語る。
「ミュンヘンで出会ったたくさんの親切な人々のことが恋しい。そのうちの1人はもちろんユップ・ハインケスだ。彼は偉大な監督で、素晴らしいパーソナリティを備えている。彼の下では全てのことがうまくいっていたね。彼が2012-2013シーズンに成し遂げた結果を見れば一目瞭然だろう」