X・アロンソをマークするドルトムントのMF香川真司(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が1日に行われ、日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントは、首位のバイエルンと対戦。前半、マルコ・ロイスのゴールで先制するも、逆転を許し2-1で敗れた。ドルトムントはリーグ戦5連敗を喫している。
ドイツの地元メディアは同試合の採点と寸評を発表。71分までプレーした香川に対し、『Revier Sport』は「2」(最高点1、最低点6)の採点を与え、「ドルトムントの司令塔は、器用なテクニシャンであるだけでなく、ドルトムントの他の攻撃の選手ではできないようなボールの扱いができる。彼には、バイエルンの頭脳であるシャビ・アロンソをマークする任務を背負わされていたが、完璧にスペイン人を封じ込めた。香川は、31分の先制点の場面を含め、攻撃でも力強かった。後半はひとつのシーンを除き、香川もチームに落ち着きを与えることができなかった」と高く評価した。
さらに『West Deutsche Allgemeine』も「2.5」と高得点をつけた。「前半は、パスコースを限定することで、シャビ・アロンソをほぼ完璧に消していた。攻撃では、ロイスへのヒールパス、(ピエール・エメリク・)オーバメヤンとのワンタッチパスからの先制点など、いくつかのアイデアを見せた。59分の(ジェローム・)ボアテングをかわしたシュートは素晴らしかったが、シュートはわずかに枠をとらえられなかった。71分、体力が消耗したところでベンチに下がった」と、香川のプレーを攻守ともに評価している。