決勝点を挙げたカチュンガ(中央)に詰める細貝(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が2日に行われ、パーダーボルンと日本代表MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。細貝が先発出場し、原口はベンチスタートとなっている。
ここまで3勝3分け3敗の勝ち点12で9位につけるパーダーボルンが、3勝2分け4敗の勝ち点11で13位に位置するヘルタ・ベルリンをホームに迎えての対戦となった。
28分にパーダーボルンは、FKのこぼれ球に反応したマーヴィン・バカロルツがエリア手前の正面から強烈なシュートを放つと、ゴール右に突き刺さり先制点を決めた。しかし41分、右サイドからのマルセル・ヌジェングのクロスに、ニアへ飛び出したサロモン・カルーがヘッドで合わせると、GKルーカス・クルーゼは一歩も動けずゴール。ヘルタ・ベルリンが前半の内に試合を振り出しに戻した。
前半のアディショナルタイムに入ると、パーダーボルンはCKからウーヴェ・ヒューネマイアーが頭で合わせるが、これはヘルタ・ベルリンのGKトーマス・クラフトがセーブ。その後、前半は終了し、両チームが1点ずつ取り合って折り返す。
後半に入って52分、イェンス・ヴェマーの右サイドからのクロスに、エリアス・カチュンガがヘッドで合わせると、ゴール左に決まり、再びパーダーボルンがリードを獲得した。
63分にヘルタ・ベルリンは細貝に代えてロニーを投入。66分には、ロイ・ベーレンスに代えて原口をピッチに送り出した。
パーダーボルンは75分、味方とのワンツーからエリア手前の正面でアルバン・メハがミドルシュートを放つと、ゴール右隅に決まり追加点。パーダーボルンがリードを2点に広げた。
試合はそのまま動かず、ヘルタ・ベルリンはパーダーボルンに1-3の敗戦。先発出場した細貝は63分に途中交代し、原口は66分から出場した。
次節、ヘルタ・ベルリンは7日にホームで日本代表DF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーをホームに迎える。パーダーボルンは8日にアウェイでアウクスブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 28分 マーヴィン・バカロルツ(パーダーボルン)
1-1 41分 サロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン)
2-1 52分 エリアス・カチュンガ(パーダーボルン)
3-1 75分 アルバン・メハ(パーダーボルン)