ヘルタ・ベルリンでプレーする日本代表MF細貝萌 [写真]=Bongarts/Getty Images
ヘルタ・ベルリンは4日、クラブ公式HPで日本代表MF細貝萌の特集記事を掲載した。アウクスブルク時代からの恩師であるヨス・ルフカイ監督は、細貝について「不可欠な存在である」と語っている。
同HPでは、「チームメイトから『ハジ』の愛称で親しまれる細貝は、日本人らしく、自分を全面に出すのではなく、チームに貢献することを好む」と紹介。
さらに、「細貝は、ファウルを受けてもすぐに立ち上がる。痛みを感じたとしても、それをいつまでもアピールすることはない。日本人にとっては痛みを口にせず、耐えることが美徳とされている」と、日本人らしさに触れつつ、細貝の精神力がタフであることを伝えている。
細貝は今シーズン、リーグ戦9試合に先発出場している。1試合平均走行距離は約11kmで、MFペア・シェルブレットと並びチームトップ。また、1対1の競り合いで83パーセントの勝率を誇っており、ルフカイ監督の言葉通り、チームにとって欠かせない選手となっている。
ヘルタ・ベルリンは次節、ホームでDF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーと対戦する。同HPは「出場すれば、細貝にとってヘルタでの公式戦46試合目。本拠地での連勝記録更新のためにも、細貝は全力プレーで期待に応えてくれるはずだ」と活躍を願っている。