1G1Aの活躍を見せたハノーファーのMF清武弘嗣(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が7日に行われ、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーが対戦した。ブンデスリーガで初めて日本人4選手が同時出場した試合は、ヘルタ・ベルリンを2-0で下したハノーファーが3連勝を飾った。
ドイツの地元メディア『Sportal.de』が同試合の採点と寸評を発表。1ゴール1アシストの活躍を見せ、ブンデスリーガ公式HPのマン・オブ・ザ・マッチにも選出された清武には「1.5」(最高点1、最低点6)の高評価が与えられた。
各選手の採点と寸評は以下の通り。(最高点1、最低点6)
■細貝萌
採点:5
寸評:内容が悪く、35分にはボールをはるか遠くに出してしまうミスを犯し、激しいファールでジミー・ブリアンを止めるしかなかったシーンは、その典型だった。ヘルタの中では、競り合いで最も弱く、パス成功率は、先発メンバーで最低だった。パスの半分も味方につながらなかった。
■原口元気
採点:4
寸評:攻撃で懸命な動きを見せ、シュート2本、アシストも1回あったが、シュートを角度のない位置から撃たなければならず、試合を通じてツキがなかった。
■清武弘嗣
採点:1.5
寸評:この日のMVP。上手く狙ったCKでブリアンの先制点をアシストすると、点取り屋スタイルでチーム2点目を決めた。これ以外でも図抜けた数字を残しており、相手のペナルティエリア内で、ゴールチャンスにつながる10本ものパスを通した。
■酒井宏樹
採点:3.5
寸評:30分頃のミスからサロモン・カルーのチャンスを招いたシーンなど、集中力を欠くことが何度かあり、ハノーファーDFでは最もパフォーマンスが低かった。しかし、酒井はハノーファーの中心選手で、ボールタッチ数はチーム最多だった。