清武弘嗣(右)のゴールを喜ぶ酒井宏樹(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が7日に行われ、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは、MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦した。ブンデスリーガで初めて日本人4選手が同時出場した試合は、ヘルタ・ベルリンを2-0で下したハノーファーが3連勝を飾った。
同試合にフル出場した酒井は、「守備がしっかりしているときにチームは安定しているし、すごく集中できていた。主導権を相手に渡さなかったことが、最も良かったところだと思います」と振り返った。
自身のプレーについて「今日もダメだった」と言う酒井は、「実は貧血で体調が悪くて。90分間気持ち悪かったです」と明かした。
チームメイトの清武がゴールを決めた場面で、すぐに駆け寄り抱きついた酒井は、「前回はいなかったので、今回は早く行こうと思った」とコメント。「やっぱり2点目を早く取ってくれるのは、チームとしてもディフェンスラインとしても本当に助かった。あれで試合を決定付けました」と喜びを示した。
3連勝のハノーファーは暫定4位に浮上。酒井は、「僕が入った1年目のシーズンは強かったので、そのころにチームに戻したいです。ヨーロッパリーグ出場を狙えるようなチームにしていきたいと思っています」と更なる躍進を誓っている。