完封負けのシャルケ、フル出場の内田篤人に地元紙は辛口評価

内田篤人

フライブルク戦でフル出場した内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第11節が8日に行われ、フライブルクと日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが対戦。シャルケは0-2で敗れた。内田はフル出場を果たした。

 試合後、地元の複数メディアが各選手の採点と寸評を掲載(1が最高、6が最低)。内田については以下の通り、厳しい評価が並んだ。

 ドイツ紙『Revier Sport』の採点は「5」で「90分間、数えきれないほどのポジショニングミスがあった。2失点目では守備で足を滑らせてしまった。これはよくあることとはいえ、この日のシャルケを象徴するようなプレーだった」と、及第点を与えた。

 また、同『West Deutsche Allgemeine』も「4」を与え、「少なくともこの右サイドバック選手は、シャルケが優勢だった序盤だけでなく、キックオフから試合終了まで戦った。彼がボールを失うことはなく、相手PA付近でFKを獲得することもあった(53分)。2失点目のシーンでは、内田は相手FWをもっと早い段階で止めることができたはず。しかし、足を滑らせ、ボールを失ってしまった」と、記した。

 なお、日本代表合流前最後の一戦に臨んだ内田は、同試合中に負傷。日本語版のクラブ公式ツイッターによると腕を骨折した疑いがあり、9日に精密検査を受ける予定となっている。

 内田は、14日に行われるキリンチャレンジカップ2014のホンジュラス代表戦と、18日に行われる同オーストラリア代表戦に臨む日本代表メンバーに選出されている。

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