UEFA、ガラタサライとドルトに対し処分へ…CLで観客が違反行為

問題があったとされるガラタサライとドルトムントの対戦 [写真]=Bongarts/Getty Images

 UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)が、チャンピオンズリーグにおいて観客が違反行為を行ったとしてガラタサライ、ドルトムントの2クラブに対して処分を下すことが明らかになった。19日付の大手メディア『スカイ・スポーツ』など各メディアが報じている。

 4日に行われたドルトムントとガラタサライの対戦では、試合中にガラタサライのサポーターが発煙筒や爆竹を投げ込み、2度にわたって試合が一時中断した。

 UEFAは、観客の問題行動によりガラタサライに対し7万ユーロ(約1000万円)、スタジアムの管理責任としてドルトムントに3万2000ユーロ(約480万円)の罰金を科すと伝えられた。さらにガラタサライに対し、ドルトムントのスタジアム修復費用を支払うよう命じたとも報じられている。ガラタサライは、10月1日のアーセナル戦でも同様の問題を起こしたばかりであった。

 UEFAは合わせて、BATEボリソフに対し、11月25日のCLグループステージ第5節のポルト戦で、本拠地ボリソフ・アレナの観客席の一部を閉鎖するよう命じた模様だ。これは10月21日に行われた第3節のBATEボリソフとシャフタールの対戦で、同クラブのサポーターの一部が人種差別行為を行ったことが原因だとされている。

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