ヘーヴェデス(左)と内田(右)が両SBで出場か [写真]=VI-Images via Getty Images
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが、22日に開催されるブンデスリーガ第12節のヴォルフスブルク戦で、ドイツ代表DFのベネディクト・ヘーヴェデスを左サイドバックで起用する可能性が出てきた。21日、ドイツ紙『デア・ヴェステン』が伝えている。
イェンス・ケラー前監督の申し子、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラジナツはシーズン序盤にひざの前十字靱帯を断裂。現在はリハビリ中で戦列を離れている。そしてロベルト・ディ・マッテオ監督の就任以降、左サイドバックはドイツ代表DFデニス・アオゴが主に務めていたが、同選手は累積警告により今節は出場停止となってしまった。また、同ポジションを本職とするオーストリア代表DFクリスティアン・フクスは新指揮官の信頼を勝ち取るまでには至っていない。そこで、ヘーヴェデスに白羽の矢が立ったという。
ディ・マッテオ監督は「非常に素晴らしい攻守の切り替えを持っている。それにセットプレー、個人技も卓越している」と、ヴォルフスブルクの攻撃力を警戒。ブラジル・ワールドカップを制したドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督の策を拝借し、センターバックが本職のヘーヴェデスをサイドに配置することで守備力強化を狙うつもりのようだ。
「十分な選手で攻め、十分な選手で守備をする。バランスを保たなければならないからね」
なお、同紙の予想先発メンバーは以下の通りとなっている。
GK:ラルフ・フェールマン
DF:内田篤人、フェリペ・サンターナ、ロマン・ノイシュテッター、ベネディクト・ヘーヴェデス
MF:ヤン・キルヒホフ、マルコ・ヘーガー、クリスティアン・クレメンス、ケヴィン・プリンス・ボアテング、エリック・マキシム・チュポ・モティング
FW:クラース・ヤン・フンテラール