シャルケ戦で1得点を挙げた岡崎慎司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの各地元メディアは、29日に行われたブンデスリーガ第13節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
シャルケ戦で今シーズン7得点目を挙げたマインツの日本代表FW岡崎慎司は「ゴールに飢えた時間に終止符を打った」との寸評。ヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌はバイエルン戦での出来について「重要な攻守の切り替えのポイントとなった」と及第点の評価を与えられた。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■岡崎慎司(マインツ)
対シャルケ戦(1-4●)フル出場、1得点
『Allgemeine Zeitung』
採点:3.5
寸評:今シーズン7点目を決め、ゴールに飢えた時間に終止符を打った。サイドにスピードある選手がおらず、岡崎がサイドに流れることが多かった。その結果、ペナルティーエリア内で岡崎の不在が非常に痛かった。とはいえ、1人の岡崎を2人に分けることなどできない。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対バイエルン戦(0-1●)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:チームメート同様に、バイエルンのテンポに対応するのに45分を必要とした。試合の流れがつかめなかった前半が終わると、この日本人選手は高いモチベーションでピッチへと戻り、ヘルタの重要な攻守の切り替えのポイントとなった。そして、うまくバイエルンにスペースを与えないようにした。
■酒井宏樹(ハノーファー)
対ホッフェンハイム戦(3-4●)ハーフタイムに途中交代
『Sportal.de』
採点:5
寸評:時として、仕事の日を忘れたくなるものだが…。この試合の酒井は、まさにそれをしてもいいだろう。最初の失点の場面での(ケヴィン)フォラントに対するファウル(29分)や、相手選手へのスローイン(25分)。試合開始からうまくいっていなかった。試合を通じて非常に運が悪く、もはや同情すら覚える状況だった。
■清武弘嗣(ハノーファー)
対ホッフェンハイム戦(3-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:酒井と同郷の清武も、良いとは言えない1日にあたってしまったが、大きなミスで目立つことは免れた。1対1では手堅く、失点には絡んでいない。