ロイスの移籍についてドルトムントとバイエルンの間に密約か [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスが来夏にバイエルンへ移籍するのではないかという噂に対し、同選手の代理人が初めて公の場でコメントした。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
同誌によると、同選手の代理人ディルク・ヘーベル氏は「ロイスとバイエルンの間にテーマはない。つまり、会談もない」と話したという。
また、現在発売されているドイツ誌『シュピーゲル』が、昨年12月にスイスで開催されたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント抽選会の際に、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOと、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが極秘会談を行っていたことを報じている。
ヴァツケCEOは、当時ドルトムントに所属していたポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキを、移籍濃厚とされていたレアル・マドリードに渡さず、バイエルンに移籍させるようにし、見返りとしてルンメニゲCEOは今後ロイスの獲得を諦めるという密約を結んでいたとされている。
ヴァツケCEOはこの極秘会談があったことを認めたが、「我々はニヨンで話し合いをした。だが、これ以上はコメントできない」と話しているという。