ノイアー(左)、ロッベン(右)について言及したバイエルンのルンメニゲCEO(中央) [写真]=Bongarts/Anadolu Agency/Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は1日、世界年間最優秀選手賞であるFIFAバロンドールの最終候補3選手を発表し、バイエルン所属のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが選出された。これについて、同クラブの代表取締役社長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏が言及した。同日クラブ公式HPがコメントを伝えている。
最終候補3選手には、ノイアーとともに、レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出された。ゴールキーパーのノイアーが受賞すれば、元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシン以来2人目、2010年度に統合されたFIFAバロンドールでは初めてとなる。
これについてルンメニゲ氏は、「ノイアーが選ばれて、本当に嬉しく思う。彼はワールドカップ、チャンピオンズリーグ、ブンデスリーガで突出したパフォーマンスを披露していた。そして彼はその全てを勝ち取ったんだ」と述べ、ノイアーがに対して称賛の言葉を贈っている。
一方、バイエルンとオランダ代表で大いなる活躍を見せた、同クラブ所属のオランダ代表FWアリエン・ロッベンが最終候補から漏れたことに関しては、「恥ずべきことだ」とし、「彼が昨シーズンよりも良いプレーを見せたのは明らかなこと」と主張。同選手の落選に疑問の声を上げた。
今年度の受賞者は2015年1月12日に発表される。