シュトゥットガルトチームマネージャー就任が報じられたドゥット氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトは9月、現場の責任者であるチームマネージャーを務めていたフレディ・ボビッチ氏を解任したが、以降、同ポストは不在のままだった。
しかし10日、ドイツ紙『ビルト』が報じたところによると、同クラブは新マネージャーとして、10月にブレーメンの監督を解任されたロビン・ドゥット氏を招へいする意向だという。
同紙は、ドゥット氏がチームマネージャーに適している理由として、「人格者であり、また全員の意見に耳を傾けるため、クラブの内部で働く者としては最適」だということ、そして同氏が現在、家族と居を構えているのがシュトゥットガルト近郊のエルティンゲンであり、また2003年から2007年までシュトゥットガルト・キッカース(現在3部リーグ所属)の監督をしていた縁から「“シュヴァーベン地方のDNA”を持っている」点などを挙げている。
しかし『ビルト』は、ドゥット氏が過去にドイツサッカー連盟(DFB)のスポーツディレクターを務めたものの目覚ましい成果を残せなかったこと、そして同氏が「現場での仕事に戻りたい」と言い、DFBを離れてブレーメンの監督に就任したように、そもそもマネージャーやスポーツディレクターというポストが向いていないのではないかとも記している。