長谷部(中央右)と乾(右)が先発も、フランクフルトは敗戦 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第15節が12日に行われ、ホッフェンハイムと日本代表MF長谷部誠、同MF乾貴士のフランクフルトが対戦。長谷部と乾はともに先発出場した。
先制点を奪ったのはホッフェンハイムだった。43分、ロベルト・フィルミーノからのスルーパスに反応して最終ラインの背後を取ったケビン・フォランドがスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリア内へ。飛び出してきた相手GKをかわし、左足で流し込んだ。前半は1-0で終了した。
1点ビハインドで後半を迎えたフランクフルトは58分に反撃。ペナルティーエリア手前で長谷部が粘り、相手に倒されながらも左サイドへ展開する。パスを受けたバスティアン・オツィプカが中央へクロスを送ると、最後はシュテファン・アイグナーが合わせてゴールネットを揺らした。
同点に追いついたフランクフルトだが、8分後の64分に勝ち越しを許す。右サイドからクロスを上げられ、中央でシュートを許すと、最後はこぼれ球をアダム・サライに押し込まれた。
フランクフルトは再び1点を追う状況に。75分、乾に代えてグスタヴォ・ピアソンを投入すると、2分後に同点弾が生まれる。77分、ハリス・セフェロヴィッチがチーム2点目を挙げ、スコアは2-2となった。
打ち合いとなった一戦。終止符を打ったのはホッフェンハイムの10番だった。右CKからゴール前で混戦となり、最後はフィルミーノが押し込んだ。
試合は3-2で終了。ホッフェンハイムが2度追いつかれながらも終了間際に突き放し、打ち合いを制した。フランクフルトはリーグ戦4試合ぶりの敗戦。長谷部はフル出場した。
【得点者】
1-0 43分 ケビン・フォランド(ホッフェンハイム)
1-1 58分 シュテファン・アイグナー(フランクフルト)
2-1 64分 アダム・サライ(ホッフェンハイム)
2-2 77分 ハリス・セフェロヴィッチ(フランクフルト)
3-2 87分 ロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)