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フル出場の岡崎、3戦連発ならず…マインツはドローで7試合勝利なし

2014.12.14

マインツのFW岡崎慎司(左)とシュトゥットガルトのDF酒井高徳(右)[写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第15節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツと、同DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトが対戦した。岡崎は先発出場、酒井も4試合ぶりの先発復帰を果たした。

 6試合勝利がないマインツは2分、中盤からサミ・アラギがドリブルでゴール前まで持ち上がりミドルシュートを放つも、相手GKに阻まれる。12分、右CKからのクロスにフニオール・ディアスがヘディングで合わせるが、枠を捉えることができない。

 29分にはユヌス・マッリがドリブルでペナルティエリア手前まで持ち込むと、エリア内左へスルーパス。中央から流れたアラギが右足でシュートを放つも、スヴェン・ウルライヒにセーブされる。すると35分にエリア手前、ゴール正面やや左の良い位置で岡崎が倒されFKを獲得する。これをヨハネス・ガイスがゴール左隅に直接叩き込み先制。マインツの1点リードで前半を折り返す。

 追うシュトゥットガルトは50分、右サイドのクリスティアン・ゲントナーがペナルティエリア内中央に抜け出したダニエル・ギンチェクへとワンタッチでパスを繋ぐ。相手GKと1対1となりギンチェクがシュートを放つが、ロリス・カリウスのセーブに遭う。

 62分、マインツは左サイドをドリブルで駆け上がったマッリの横パスを、アラギがペナルティエリア手前で受け、放った右足シュートは相手GKにキャッチされる。追加点を狙うマインツが果敢にゴール前に迫る中、72分、途中出場のフィリップ・コスティッチが右サイドでボールを受けると、ゴール前にクロスを入れる。ボールはそのままゴール左隅に吸い込まれ、シュトゥットガルトが同点に追いつく。

 88分には左CKからのクロスを岡崎がトラップし、左足でシュートを放ったが、ゴールライン上でクリスティアン・ゲントナーにクリアされる。その後は両チームともに勝ち越し点を奪えず、1-1で試合終了。勝ち点1を分け合った。なお、岡崎と酒井はともにフル出場している。

 次節、マインツはFW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと、シュトゥットガルトはハンブルガーSVと対戦する。

【スコア】
マインツ 1-1 シュトゥットガルト

【得点者】
1-0 36分 ヨハネス・ガイス(マインツ
1-1 72分 フィリップ・コスティッチ(シュトゥットガルト

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