マインツの岡崎慎司(左)とシュトゥットガルトの酒井高徳(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトは、13日に行われたブンデスリーガ第15節で、同代表FW岡崎慎司が所属するマインツと対戦し、1-1の引き分けで終わった。
岡崎にとっては古巣シュトゥットガルトとの対戦となった同試合。シュトゥットガルトは、マインツに先制を許すも、72分にフィリップ・コスティッチの右サイドから上げたクロスが直接ゴールに吸い込まれ同点となり、1-1のドロー決着となった。
試合後、酒井高徳は「ゲオ(ゲオルグ・ニーダーマイアー)が、裏を取りやすいというのを多分シュツットガルト時代から知っていたんで、ゲオの背後をよく狙ってたんですよ」と、岡崎の動きを分析。「だから、その大外は自分が対応すればいいんで、ゲオの裏だけ気をつけるように、ゲオの裏を俺がどれだけカバーできるかということだけすこし意識していた」と岡崎への対策を明かした。
試合中に、酒井が上手くカバーし、岡崎に対応した場面では「自分(岡崎)の中ですごい悔しかったみたいで、『なんでお前あんなところにいんだよ』みたいなこと言ってて。絶対来ると思ったし、ていうかむしろ『あなたにだけはやらせませんよ』っていう、もう、俺がかぶって後ろでやられても、なんか俺としてもまあオッケーというくらいの勢いで慎司さんにはやらせないと思った」とコメントした。
そして、「でもよく裏を狙っているなと感じるし、慎司さんの裏に対する走るところだけ、ゲオの後ろをどれだけカバーできるかだけを意識してやってたんで、うまく防げたかなと。でもそれでもチャンス作ってくるんで、やっぱり危ない選手だなと思いましたね。最後のコーナーとかも」と岡崎を称賛している。