ブレーメン戦でゴールを決めたハノーファーのMF清武弘嗣 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの地元メディア『Sportal.de』は、13日に行われたブンデスリーガ第15節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
ブレーメン戦で今シーズン3得点目を挙げたハノーファーのMF清武弘嗣には「2.5」の高評価が与えられた。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■清武弘嗣(ハノーファー)
対ブレーメン戦(3-3△)先発出場、90分交代
採点:2.5
寸評:88分にブレーメンが同点に追いつかなければ、清武は120秒足らずの間にハノーファーのマッチウィナーに登りつめていただろう。まずは1点を追う62分、ペナルティーエリア付近をしっかり見てホセルの同点ゴールを導くと、今度は左サイドから直接フリーキックを決めて、チームに勝ち越し点をもたらした。清武が責められるべきは83分、1人多い状況でのカウンターからのチャンスをいとも簡単にふいにしてしまったことだ。その10分前にも、4-2とするチャンスを、ミドルシュートで逃している。12分の先制点に絡んだプレーと、18分にズラトコ・ユヌゾヴィッチのフリーキックのこぼれ球をクリアしてピンチを救ったところは、ポジティブな評価が与えられる。
■酒井宏樹(ハノーファー)
対ブレーメン戦(3-3△)フル出場
採点:3.5
寸評:36分、酒井のユヌゾヴィッチへのファウルがきっかけで1-1の同点に追いつかれた。しかし、前半は絶えず攻撃を活性化させており、全体を通じて右サイドバックでまずまずのパフォーマンスを見せた。上手いポジショニングでブレーメンFWに必要なスペースを限定し、ブレーメンは酒井のサイドから全くクロスを上げられなかった。
■酒井高徳(シュトゥットガルト)
対マインツ戦(1-1△)フル出場
採点:3.5
寸評:驚くようなプレーはなかったが、与えられた任務を期待通りに果たした。攻撃では控えめだったが、マッチアップ相手のハイロをかなり上手くコントロールしていた。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対ドルトムント戦(1-0◯)69分途中出場
採点:3.5
寸評:ヨハネス・ファン・デン・ベルクともに途中出場。彼の役割も、ドルトムント終盤の反撃を封じることで、それは知っての通り上手くいった。