先制点を決めたサネ(左)とタッチをする酒井 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第16節が16日に行われ、日本代表MF清武弘嗣、DF酒井宏樹所属のハノーファーとアウクスブルクが対戦。清武と酒井はともに先発出場となった。
4試合勝利のないホームのハノーファーは20分、左サイドでCKを得ると、清武が右足で送ったボールがニアサイドのラース・シュティンドルの頭に当たってわずかにコースが変わり、最後はすぐ横にいたサリフ・サネに当たってネットを揺らし、先制に成功する。
ハノーファーは直後にも右サイドの深い位置から酒井のマイナスクロスを清武がダイレクトで狙ったが、DFのブロックに遭った。前半はハノーファーのリードで折り返す。
後半に入って54分、ハノーファーは清武がペナルティエリア内左からパスを送るとホセルがシュート。これがブロックされると、こぼれ球に反応したシュティンドルが倒されてPKを獲得。ホセルが沈め、ハノーファーに2点目が生まれる。66分には左サイドを清武がワンツーから抜け出してGKとの1対1を制したが、オフサイドでノーゴール。
勝利のなかった4試合全てで3失点以上を奪われていたハノーファーの守備陣だが、この日はアウクスブルクの攻撃をシャットアウト。2-0で勝利した。清武は90分までプレーし、酒井はフル出場している。
ハノーファーはリーグ戦5試合ぶりの勝利となり、ウインターブレイク前最後の試合となる次節ではアウェーでフライブルクと対戦。2連敗のアウクスブルクは次節、ボルシアMGとホームで対戦する。