無免許運転が明らかとなったロイス [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスが無免許運転により、54万ユーロ(約7900万円)の罰金を科された事件。ドイツ紙『ビルト』が19日、続報を伝えている。
同紙によるとロイスは2009年、他人からオランダの免許証を入手。同免許では自分に運転の資格がないことを分かっていながら運転を続けたため、当局から“文書偽造罪”と判断されてしまい、高額の罰金を科されることとになったという。
しかし、問題はこれだけに留まらない。
同選手はドルトムントのスポンサーである自動車メーカー「オペル」、ドイツ代表のメインスポンサーである自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」、そしてガソリンスタンドなどを展開する石油会社「アラル」の広告に起用されているが、今回の“文書偽造による無免許運転”というスキャンダルに、上記スポンサーが激怒しているのは想像に難くない。
事件を伝え聞いた「オペル」の広報担当者は『ビルト』の取材に対し「もちろんこの件には本当に驚きました。我々は今後ドルトムントや本人と議論し、内容を解明していきます。これ以上は何も言えません」とだけ説明している。