ロイス(左)の無免許運転についてクロップ監督(右)がコメント [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスが無免許運転により54万ユーロ(約7900万円)の罰金が科された事件。ユルゲン・クロップ監督などクラブ関係者らが、同国メディアにコメントしている。
18日、地元誌『レヴィーア・シュポルト』が報じた内容によると、クロップ監督は同日朝にロイス本人と面談したそうだが、「私も驚いている。馬鹿げた話で、彼は間違った道に進んでしまった若者だ。(こういう事件は本人が)捕まるまで、本当の打開策というものは存在しない。だから彼はこのように高額な罰を受けることになったんだ。当たり前のことだよ」と話した。
しかしその一方で「私はマルコ(ロイス)を何年も前から知っているが、私にとって彼は、たびたび法律を犯すようなタイプの人間ではなかった。本当に素晴らしいやつだよ。自らを正すことができず、過ちを犯してしまったけれどもね」と同選手を庇う姿勢も見せたという。
またドイツ紙『ビルト』に対して、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは「この件は罰を受けるのに値することだ。これ以上、このテーマについて述べることはできない」とだけコメントした。
しかし同紙は、ヴァツケCEOが近い関係者に「マルコがやったことは重大だ。そのために彼は正当で大きな罰をもらったんだ。しかし彼と話した時に、彼は本当に申し訳なく思っていた。ドルトムントの責任ある立場の者は全員、マルコの側に立つことで一致している」と話したことも伝えている。