シャルケの補強候補に挙げられているデ・ヨング(左)とナスタシッチ(右) [写真]=Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが20日、オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールとの契約を2年間延長したことを発表した。契約延長に至った決定的な理由は、クレメンス・テンニース会長を含む首脳陣が同選手に対して「新しいスター選手を獲得する」と約束したためだという。22日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
20日に行われたブンデスリーガ第17節のハンブルガーSV戦後、フンテラールは報道陣に対して「僕はここで“良い場所”に到達したい。つまり、タイトルを獲得したいんだ。もし半年ごとに1人か2人、良い選手が来てくれたら素晴らしいよね」とコメントしていた。
また同紙によると、ロベルト・ディ・マッテオ監督はMFとDFの補強を希望。新戦力候補には、日本代表MF本田圭佑が所属するミランのオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング、マンチェスター・C所属のセルビア代表DFマティヤ・ナスタシッチらの名前が挙がっているという。
しかし『ビルト』は同時に、ブラジル人DFフェリペ・サンターナやU-21トルコ代表DFカーン・アイハン、オーストリア代表DFクリスティアン・フクス、スイス代表MFトランクイロ・バルネッタ、ドイツ人MFクリスティアン・クレメンスらを、「放出される見込みの強い選手」としている。
テンニース会長は同紙の取材に対し、「我々は“何か”を試みるよ。(マネージャーの)ホルスト・ヘルトは休暇に行けないだろうね」と話していることから、シャルケはこの冬にもビッグネームの獲得に動く模様だ。